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記事: 冷えに負けない肌と体へ、ご飯ともち麦のしょうが粥

冷えに負けない肌と体へ、ご飯ともち麦のしょうが粥

ローフードマイスター都田さんの連載コラム。

11月のテーマは「冷えに負けない肌と体へ、ご飯ともち麦のしょうが粥」

こちらのコラムはインナービューティーの視点で、美容家Caoruが都田さんと季節に合わせたテーマを決めて、レシピと一緒にコラム連載しております。

RAW FOODとは?

生の食材の栄養素を壊さずに、酵素、ビタミン、ミネラル、抗酸化物質などを効率よく摂る酵素栄養学を基本とし、消化よりも代謝に意識を向ける食事法。非加熱の調理(48度以上の加熱処理をしない、カットする、和えるなど)により、野菜中心で、基本的に精製された加工食材、肉、魚、乳製品を使わないヴィーガンフードの一つ。美容と健康の分野で、季節を感じる豊かな食事としても注目を浴びています。

 

今回のテーマは:消化を助け、巡りと腸内環境を整えるサポートに

肌や体が冬支度を始める季節。気温の変化や乾燥、忙しさの中で“不調”を感じる方も多いのではないでしょうか。先日、美容家Caoruさんに聞いたのが、実はその原因のひとつが、“冷え”と”腸内環境の乱れ”なのだそうです。

腸は繊細で、同時に体の“美と免疫”を司る重要な器官でもあります。腸には、体の免疫細胞のおよそ7割が存在しています。体を芯から温め、腸内環境が整っていると免疫のバランスが良くなり、風邪をひきにくくなるだけでなく、肌のターンオーバーや代謝もスムーズになります。

反対に、腸が冷え、疲れていると消化が滞り、肌荒れやくすみ、便秘などのトラブルが出やすくなるのです。冷たい飲み物や生ものばかりに偏らず、体を温めるスープや煮込み料理を取り入れるのもおすすめです。腸が冷えると働きが鈍くなり、免疫低下にもつながります。

さらに、腸の環境を整えるには、『食物繊維と発酵食品の組み合わせ』が理想的。麹が特徴である発酵食品は腸に善玉菌を届け、雑穀や野菜などの食物繊維はその善玉菌のエサになります。2つを一緒に摂ることで、腸内フローラが整い、肌の調子や気分の安定にもつながります。

 

冬を迎える前のインナーケア習慣

お粥は、玄米や白米などお好きなご飯にもち麦をプラス。水溶性食物繊維β-グルカンが豊富です。もち麦のほかにもキヌア・アマランサスなどでも代用でき、これらの雑穀には、腸のぜん動を促し、排出力をアップしてくれます。プチプチ食感で満足感もあり、血糖値の上昇をゆるやかにする効果もあります。

時間のない朝や忙しい時にも続けやすい食材を

消化にやさしく、腸のリズムを整える朝食にも。しょうがと塩麹のやさしい塩味は、胃腸を温め、風邪の引きはじめや代謝アップにもおすすめですよ。柚子の果皮には、ビタミンCが含まれており、風邪や美肌に効果的です。

ご飯ともち麦のしょうが粥


【材料 2人分】 

お好みのご飯 1膳分

もち麦    大さじ2

水      500cc

しょうが   1片(すりおろし)  

塩麹     小さじ2


トッピング:柚子皮、葱、昆布の佃煮、お漬物 各適量


【作り方】

1.小鍋にトッピング以外の全ての材料を入れ、中火で15-20分ほど煮る。

2.とろみが出たら、塩麹を加えて混ぜる。

3.火を止めて、味を調整する。

4.トッピングをのせて完成。

ローフードマイスター 都田恵理子


日本のパイオニアとされるオーガニック化粧品ブランドで10年間広報職を経験。

多忙による日々の体調不良から食生活を見直し、ローフードを取り入れたことで体質が改善。日本リビングビューティー協会 RAW FOODマイスター1級を取得。

現在はファッション誌などで、食&美容を専門に情報発信を手掛ける。

かんたんでおいしくできるレシピが好評。

Blog:https://madamefigaro.jp/author/member/eriko-miyakoda.html

Instagram:erikomiyakoda

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