記事: わたしとあなたのあわいにあるもの 第2回
わたしとあなたのあわいにあるもの 第2回
こんにちは、淡の間です。
このコラムの中では、地球に生きる私たちと宇宙の星々との間で生まれる共鳴作用から現れる現象のことや、私が学んでいる西洋占星術と美容や健康のことを合わせたりなどいろんな話を織り交ぜながらそれぞれに潜む見えない「あわい」の輪郭を辿っていきたいと思います。
「寒さ暑さも彼岸まで」といった昔の人の感覚はすごいものです。今年の寒暖差は非常に極端なアップダウンがあって振り回され方が例年の比ではありませんでしたが、春分が過ぎてからはしっかりと季節が切り替わったような感じ。
ついこの間まで曇天だったにも関わらず、今日は眩しくて目が開けられないくらいの快晴の中で強い風が吹いていて、これはもうはっかり「春」がきたと。
春は命の芽吹きと始まりの季節。
地面からググッと迫り出すように現れるおひつじ座のシンボルマークは新芽の萌出や生命の始まりの仕組みをそのまま具現化しているかのようですが、西洋占星術の世界の中でのおひつじ座のシーズンは春分以降の1ヶ月間。年度の始まりでもあるので生活や立場が切り替わったり新しい環境に飛び込む人も増えるであろう浮き足立つ季節ですから、無意識にその影響を受けてついつい必要のない焦りや生き急ぐような姿勢が現れやすいのではないでしょうか。カウンセリングでの相談の内容も、不要な焦りがかえってご自分の歩みの妨げになってしまうことをよく耳にします。頭では分かっていても宇宙に連動した本能的な部分が引っ張られ、早く自分も外に出て行かなくちゃ!誰よりも先に、前に前に、と心がは前のめりになることはそれもまたこの時期の宇宙と共鳴して連動するような素直な反応です。
占星術的に見るとおひつじ座の気質は「火」。由来する身体の部位は頭や目など身体の上部分に該当します。
気持ちが先に前のめりになっても身体がうまくついていけず、それに従って熱がどんどん上に昇りやすいので、昇った「熱」をうまくクールダウンするケアに努めたい季節でもあります。気温が年々上がってくることから薄着になるのも早いですが、特に今の時期はまだまだ足元を冷やさないようにしましょう。
おすすめのケアは、頭も含めて食いしばりで凝り固まった頭皮や顔まわり・耳周りをほぐすようにマッサージすること。そして、熱っぽくなって疲れた目元をケアすることです。春先は急に日差しが強くなり、夏よりも紫外線が強くなるとも言われていますし、目は紫外線の影響を大きく受けやすい箇所。疲れたなあと思った時につぶった目にゆっくりと手を当てて深呼吸するだけでもとても心地が良いです。
冬の間に溜まった凝りをほぐしてフレッシュな気持ちで新年度を始められるように頭から顔周りそして目のケアを試みてはいかがでしょうか。
また、この春は水星と金星が、おひつじ座のエリアで共に逆行という「運命の点検」に勤しんでいます。
金星といえば美や幸せ・調和に関わる作用を司る天体なので、L’eclat Beauty的にも重要な役回りのポジションの星といえますが、この春は3月から4月半ばまで継続する「金星逆行=金星的な物事の点検期間中」ということで、いつも使っているケアを見直したり、ワードローブの入れ替えをしたり、自分にとっての「好きなこと」あるいは「美的感覚」について見直している人が多いかもしれません。それに伴って出費や衝動買いも増えてるかも。
私も多分に漏れずその一人で今の肌悩みに合わせてのスキンケアや方法をちょうど見直していたところでした。20代の頃からお世話になっているお姉さんに「最近口周りのたるみが気になって・・・もうこれは美容医療しかないんでしょうか」って泣きついたら、それも全部頭皮の硬さと食いしばりだと言われました。私の顔まわり・頭周辺の凝りときたらまあ酷く、うまく動きづらいくらい硬くなってたんですが、それから必死に頭まわりをほぐしまくった甲斐あって1ヶ月弱でもだいぶ緩んできた感じがします。嬉しすぎる。もちろん美醜にこだわりすぎるわけではなくても、可能な範囲で重力に抵抗したい気持ちはあるじゃないですか…。
読者の皆さんは、なんとなく最近「見直したいな」「今の自分には合っていないかも」と思っていることはありませんか?
もしかしたらそれはあなたにとっての「金星=愛や喜び、幸せ、自分の調和につながること」を点検するきっかけになるかもしれません。
「なんとなく気になること」は、大小問わずあなたの内に宿る見えない直感のサイン。気のせいだと見過ごさずにしっかりキャッチしてあげることで直感の精度は上がり、今後ますます必要なメッセージを自分が気がつけるようになります。何故なら、今の自分に必要なことは、ただ気がついていないだけで本当は自分が全部知っているからです。
そう考えてみると、金星逆行期間は普段見落としがちな「幸せを感じるツボ」に気が付く見直しの時期かもしれません。金星は「欲」を司る星でもあるので、多過ぎても少な過ぎてもいけないものだから、このツボを上手に刺激することで自分が心地よさを感じる環境の改善や滲み出る美しさや調和の取れた安定にもつながるというわけです。
先ほど紹介したことはもちろん日常のセルフケアも大切だけれど、顔まわりは自己流に頼り過ぎず近くにいる専門家の力を借りるのがベストかと思います。ぜひ、気になることをリストアップしてみて自分へのご褒美として必要なケアを取り入れてみてくださいね。
気をつけたいのは金星逆行中(4月13日まで)は美容医療や整形、借金などはあまりおすすめしないと言われています。気持ちがいくら焦ったりしても候補に上がっていることを検討したり調べたりする程度にとどめておきましょう!あるいはすでに決まっているスケジュールがある場合はくれぐれも丁寧な対話のもと進めるようにしましょう。
おまけ
先日、閉館間際のDIC川村記念美術館に行きました。ここは私のとっての「金星」の栄養をたくさん育んでくれた夢のような場所。また同じ場所に戻ってくることは叶わなくても、この風景を思い出の中に閉じ込めつつ新しい場所への移転も楽しみにしています。
Profile
淡の間(あわいのま)
西洋占星術や西洋神秘学、タロットカード、ヨーロッパ発祥の自然療法などを学び、オリジナルのカウンセリングや講座などを展開しながら地球を修行中。占いのほか、コンセプト監修や文章も執筆。「GINZA」のWEBサイトをはじめ「kufura」、「PERK magazine」などに連載を持つ。noteメンバーシップ内の購読制マガジンも好評。インスタグラムのストーリー機能を使って毎日情報を発信している。